サイエンス2023年4月4日
CAROL Bike と筋グリコーゲン:事実はこうです
CAROL Bike の短く最大強度のスプリントは、グリコーゲンを減らし有酸素能力を高める最も効率のよい方法です。では、どう働くのでしょうか。
筋グリコーゲンは骨格筋にたくわえられた糖です。すばやく使える、体の非常用エネルギーの蓄えです。
筋細胞はエネルギー源としてアデノシン三リン酸(ATP)を必要とします。ATP は筋肉が繰り返し収縮するのに欠かせませんが、量は多くありません。最大強度の運動では2〜3秒で ATP が尽き、その後は体がクレアチンリン酸を ATP に変えてさらに8〜10秒もたせます。そこから先は、筋グリコーゲンを使って ATP をつくるほかありません。
CAROL Bike の減量型HIIT(REHIT)ワークアウトでは、AIパーソナライズと瞬時の負荷調整がスプリント中に限界まで押し上げます。「戦うか逃げるか」の場面と同じように、筋肉は筋グリコーゲンの約25〜30%を動員させられ、非常用の蓄えが大きく減ります。
これにより重要な信号分子が放出され、体に「もっと強く、もっと健康に」と伝えます。「戦うか逃げるか」の刺激に応える、人間の進化そのものです。
CAROL のワークアウトは「超最大強度」のスプリントが中心です。ごく短い時間、体は最大有酸素能力を超えて働きます。本当の要は、CAROL Bike を代表する REHIT ワークアウトの20秒スプリント2本にあります。研究によれば、この本数と長さがあれば、体に強く健康になるよう伝える信号の経路を引き起こし、飽和させるところまでグリコーゲンを減らせます(Vollaard et al.)。本数を増やしても長くしても、効果は大きくなりません。
CAROL Bike の REHIT ワークアウトは、2つの重要な代謝の出来事を引き起こします。どちらも回復のあいだも続きます。
回復しているあいだに
REHIT のスプリントが引き起こす2つの代謝の出来事
1. 信号経路の活性化
2. 輸送たんぱく質の活性化
どちらもライドが終わったあとも続きます。研究によれば、20秒のスプリント2本でこの反応を飽和させるのに十分なグリコーゲンが減り、本数を増やしても長くしても上乗せはありません。
1. 信号経路の活性化:グリコーゲンが減ると、そこに結びついた AMPK という酵素が放出されます。これが重要な信号の連鎖を動かし、PGC-1a がミトコンドリアの新生を促します。
2. 輸送たんぱく質の活性化:CAROL Bike のスプリントのあと、筋グリコーゲンの蓄えを満たし直す必要があります。つまり血中のブドウ糖を、GLUT-4 という輸送たんぱく質を通して筋細胞へ運ぶということです。GLUT-4 は運動後48時間まで働き続けます。これは血糖値にとっても良いことです。
つまり、十分なグリコーゲンの減少に必要なのは、ごく短いスプリントだけです。だからこそ CAROL Bike は体力を高める最も速く効率のよい方法なのです。
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